USER VOICE
導入事例
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導入事例
各ホテルのオンハンドや売上の動向がすぐに分かる
サンフロンティアホテルマネジメント
専務取締役 柳村一幸 様、事業統括本部営業部次長 舘野雄介 様
昨年6月に開業した四条河原町温泉空庭テラス京都/四条河原町温泉別邸鴨川(京都市下京区)や、アクティブな旅行者の拠点となるホテルブランド「たびのホテル」、等、日本の和の心を取り入れた宿泊施設を全国22カ所で運営するサンフロンティアホテルマネジメント(東京都千代田区)。ANDPLUSが発売された2019年10月から導入を始め、現在は本部と各ホテルの双方で運用している。
宿泊予約管理の担当者が常駐する施設では、その担当者がメインとなってレベニューマネジメントを運用し、本部はサポートに回る。一部、担当者が常駐しない施設では本部が主導してレベニューマネジメントを行う。いずれのケースにおいても、本部が日々の予約動向をリアルタイムで把握するためにANDPLUSが活用されている。
「ANDPLUSを導入する前は、Excelにデータを入力してブッキングカーブを作成する等していました。あらかじめ自動計算されるように設定していたものの、入力作業に時間がかかったり、知りたい情報を得るために再計算したりと、とにかく業務に時間がかかることが課題でした。推奨料金を提示してくれるシステムを使ったこともありましたが、私たちは料金そのものを自分たちで最終判断したいと考えており、そのために必要な情報・材料がほしいと思っていました。この点、ANDPLUSは私たちのニーズにぴったり合致し、簡単に・分かりやすく表示される点が良いと感じています」と、事業統括本部営業部次長の舘野雄介氏。
各ホテルのオンハンド状況や客室売上、ADR、RevPARといった情報が日々自動で更新されるので、特に本部においては各ホテルの売上を集計する日報としても重宝している。ANDPLUSのダッシュボード機能によって各ホテルの予約動向が一覧で表示されるため、全体的な動向の把握や異常な予約の動きをいち早く察知することもできる。
専務取締役の柳村一幸氏は「各ホテルで運用しているPMSのブランドが複数あるため、PMSを通じた自動集計作業ができず、これまでは各ホテルから日報を提出してもらい、本部が集計作業を行っていました。ANDPLUSであれば、全てのホテルの予約件数や売上の動きが一つの画面で把握でき、情報も自動更新されるので、より新鮮な情報を共有することができます。さらに、6カ月先までの予約を見られるので長期的な戦略構築の参考になりますし、直近3年のコロナ禍で予約の変動が激しかった際には日々のオンハンドの動きを確認するのに役立ちました」と語る。
「現在は本部だけが全ホテルの動きを把握できる設定としていますが、各ホテルの担当者も全社的な情報の一部を共有できるようになると、レベニューマネジメント業務の参考になると思います」と舘野氏。