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2025年はこれで決まり!「ANDPLUS」でレベニューマネジメントを改善しよう(後編)

 

 

こんにちは、NBSホテルマネジメントです。

私たちの仕事をわかりやすくご紹介する新企画「宿泊業界ノウハウの教科書」、2回目は新たな機能を開発中のレベニューマネジメントツール「ANDPLUS」に注目!前編では営業担当者にANDPLUSでできることを中心に解説してもらいましたが、後編ではNBSホテルマネジメントならではの特性や、新たなアップデート情報をお伝えします!

 

(前編)はこちらから>>>

 

 

ホテル運営・現場・コンサルティングの経験を生かし切ったシステム

 

-ほかにもレベニューマネジメントツールはありますが、ANDPLUSの強みは何だと思いますか?

 

大谷 分析がしっかりできることは当然ですが、自社で宿泊施設の運営をしているため、現場目線、かつ宿泊施設の経営者目線で必要な機能を反映することができることは大きな強みだと思います。実はオートパイロット機能は最初なかったんですが、ANDPLUSを使っていた自社運営ホテルの現場からの声を受けて追加した機能なんです。

 

自社で運営しているのはビジネスホテルやリゾートホテル、旅館など全部で5施設です。カテゴリが違うので、いろいろなパターンの知見を得ることができます。単なるシステム会社が作ったシステムではない、ホテルで培った経験や情報を反映しているシステムは、ANDPLUSだけではないでしょうか。

 

さらに、NBSはもともとホテル専門のコンサルティング会社として出発しており、コンサルタントの目線でのアプローチも可能です。ANDPLUSでもコンサルタントが現場やオーナーに対して提出する資料が自動的にできるようになっています。しかもさらなるアップデートも計画中です。

 

 

-アップデート!どんな内容なのでしょうか

 

大谷 ANDPLUSでは日々アップデートを繰り返しているのですが、今回リリース5周年を記念して、大型アップデートを予定しています。2月に開催される国際ホテル・レストランショー(ホテレス)に向けて現在作業中です。

 

詳しくはこちらの記事 をご参照いただければと思うのですが、月次KPI・PL分析が可能になりました。これまでのANDPLUSは「売上をどう立てるのか」にフォーカスし、先の予約・分析がメインでした。新機能では月が終わった時に月次分析データを出して分析できるようになったんです。利益や人件費、予測値に対する着地などがまとめて見られますよ。

 

ホテルは現場はおもてなしメインで、利益を出すのは経営者の仕事、という風潮があり、最終利益について現場が知らないことが多かったんです。今回のアップデートにより、現場も利益をしっかり知ることができるようになりました。経理ソフトではないですが、社内決算報告書レベルなら作れるくらいの機能を充実させています。現時点では手動での入力ですが、将来的にはデータを自動反映できるようにしたいですね。

 

 

手軽に導入できる料金設定
320施設以上が導入済み

 

-多機能な分、導入には手間がかかるのではないでしょうか…

 

大谷 ツールを気軽に導入できる点も強みだと思います。データ取得をホテルシステムとの直接連携するのではなく、RPAを使って自動的にデータを取得しているんです。このためオンハンドデータが出力できるPMSであれば、どんなPMSでも対応できます。

 

PMSと直接連携するとコストと時間がかかります。ANDPLUSはRPAを活用している分、リーズナブルかつスピーディに効率よく導入ができますよ。

 

料金も導入費は1施設10万円で、その後かかるランニングコストは月間3万円から5万円程度と値ごろ感があると思いますよ。宿泊施設様からは「破格の値段だけど大丈夫?」って言われることがあるくらいです(笑)。

 

-どのくらいの宿泊施設が導入しているのですか

 

大谷 大小かかわらずさまざまな規模の宿泊施設様に導入いただいています。なかでもチェーンホテルや宿泊特化型のビジネスホテルなどが多く、320施設超の皆様にご活用いただいています。

 

とはいえ、宿泊施設様のなかには今でも人力でレベニューマネジメントをしているところが多いです。専任の担当者がこれまでの経験をもとに予測・判断してレベニューコントロールをしているのですが、担当者がお休みを取ったり転職したりすると、途端にレベニューマネジメントができなくなってしまうことが多いんです。レベニューマネジメントが属人化されているんですね。

 

 

ANDPLUSで「本業」に注力
業界のスタンダード化をめざす

 

-「属人化」というのはどういうことでしょうか

 

大谷 宿泊施設様はまだ結構アナログなところがあり、専任の担当者が朝PMSからデータをエクセルに出力し、3〜4時間かけて資料を作成、午後に料金をコントロールする、ということをやっている施設様もまだいます。ANDPLUSでは立ち上げてすぐに分析できるデータを確認できるので、朝出動してすぐに料金をコントロールできます。

 

ただでさえ宿泊業界は人手不足です。新型コロナの流行で働き手が他の業界に流れ、訪日客が増えたことで新しいホテルがどんどん建設されているので、本当に人が足りないんです。宿泊施設様は新しいものを入れたがらない傾向があるのですが、システムができる作業はシステムに任せていただきたいですね。

 

 

 

-最後に、宿泊施設の方々にメッセージをお願いします

 

大谷 宿泊施設様のなかには「資料を作るのが自分たちの仕事であり、システムを入れたら仕事がとられるのでは」と思われるスタッフの方もいるようですが、データの作成はANDPLUSにお任せいただき、空いた時間を本来宿泊施設の仕事としてやるべき、売上増や集客のためのマーケティング、ホスピタリティ業界ならではのお客様と向き合う時間などに使っていただければ、と思っています。

 

私たちはANDPLUSをPMSやサイトコントローラーのように、宿泊施設様にとってなくてはならない、宿泊業界におけるスタンダードツールのようになってほしいと考えています。皆さんにとってあって当たり前の仕組みになる、そのために頑張っていきたいです。

 

 

-ありがとうございました

 

 

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