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第2回『弊社コンサルに聞く:東日本~後編』

皆様こんにちは。寒い日が続きますが、お風邪など召されていませんか?

第2回は、前回に続き、昨年12月に行いました、首都圏ホテルや長野県等のリゾートエリア、東日本担当コンサルタント(上杉)との対談の模様をお伝えします。

 

-昨年10月の消費増税の影響はありますか?

 

稼働、売上の面では、今のところ特に大きな影響は感じられません。前回、5%から8%への増税時の方がきつかったですね。

オペレーションに関しても、半年前販売が基本ですから、4月には対応が完了しているよう、早め早めに対策を講じていましたので、スタッフの方々への負担や大きな混乱はありませんでした。

とはいえ、集客については、キャッシュレス還元他の増税対策も時限的なものですし、今後の景気動向も鑑み、一歩二歩、先を見越した対策が必要であると思っています。

 

-2019、2020年と大きなスポーツイベントが続きますが?

 

今夏に向けては、首都圏のホテル各社は現状様子見です。競合の動きを見ながら、販売価格や在庫提供のタイミングはもとより、事前決済をはじめとした対策を講じているところです。

 

-海外からのお客様も多いでしょうね?

 

首都圏ホテル周りは、平時でも世界各国からお客様が来られますから。

昨年は地方でも試合の開催地に各国のサポーターが詰めかけましたが、インバウンドは現状、京都や有名温泉地、スノーエリア等の著名な観光地が中心で、地方はまだまだこれから。でも、伸び代はあると思っています。インバウンドの取り込みは、言葉の問題や、キャンセルやノーショウが多い等の噂を聞いて躊躇する方も多いのですが、実をいうと、地方の小規模な旅館さんこそ、海外サイトでのクチコミ評価が高い傾向があるのですよ。言葉の面では、実際お越しになれば、それこそボディランゲージ等で何とかなるもので、一番重要なのは、予約完了後の問合せメールなのです。ここを怠ると思わぬトラブルにつながりかねませんから、文例集をご用意したり、お困りの時には、メールを転送いただいてこちらで返信文を作成したりと、徹底的にサポートします。海外サイト導入までには、2~3か月の余裕を持ったスケジュールで進めていきますので、あまりご不安に思わず、僕たちと一緒に最初の一歩を踏み出していただきたいですね。

「NBSチェックリスト200」項目のひとつにある、

[Check No52] 海外サイトにおいて春節、国慶節など休日にあわせたプロモーションに参画できているか?

も、是非事前に準備しておきたい項目の一つになります。

 

-最後に。日々、クライアント様と向き合う中で、嬉しかったことはありますか?

 

ありきたりですが、やはり「ありがとう」という言葉です。NBSという会社の看板を背負ってお伺いしているわけですが、僕個人としても信頼していただけたと実感できたときは、本当に嬉しいものです。販売支援にしても、業務改善にしても、一長一短に効果が出るわけではなく、長いお付き合いになりますので。

 

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あまり悲観的な話はしたくないところですが、帝国データバンクによると、2019年1~11月の飲食店の倒産件数は前年を上回っており、このペースだと2017年を超え、過去最多になる見込みだとか。いろいろな要因が絡み合ってのことでしょうが、こういった他業種の状況や国内外の動きを見据えて、未来につながる先手を打っていきたいものです。

 

地域の思わぬ魅力、素朴なおもてなしに価値を感じてくれる海外からのゲスト。

ニーズは千差万別で、あちこちにあると思います。

そして、私たちが、皆様の幸せの一助を担えましたら幸いです。

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